舞阪港 大阪でカレイはメイタガレイ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年07月12日 16:15



舞阪港、雄踏港に通っていれば、門前の小僧ながら魚の名前を覚え
てくる。名を覚えた魚を見つければときめいてしまうのです。

「あっ メイタだ」

全体に菱形をして、目が出っ張っているのがメイタガレイの特徴です。
写真を撮っていると、見つけた料理屋さんから教えをいただきました。

「大阪ではな、カレイといったらメイタガレイのことを指すんだよ」。

「メイタの名前は、目と目の間に突起があって、触ると痛いんだ、それ
でメイタっていうんだよ」

なるほどの教えです。



仲買さんが魚を見立てるのに「肥えてる、痩せてる」という言い方もあり
ますが、メイタガレイはどれも肉圧で「肥えている」。
そして大きな出目の目玉をクリクリさせて、体をそらせて活きのよさをア
ピールするのです。

菱形のカレイで、体をよくそらす出目な魚、大阪ならカレイといえばこの
魚、メイタガレイのことをまたひとつ覚え、すっかり得意な魚とするのも
市場通いの楽しみのひとつなのです。

お教えありがとうございます。

※取材協力:浜名漁協 市場で目利きする料理屋さん

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