舞阪港 夏の勢魚 イサキ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年06月30日 14:16



舞阪港に夏を継げる勢魚が水揚げされています。

網漁ではなく、活きで釣り揚げられるこの魚は、美しい夏の太陽
の金色をまとって登場します。

「イサキ」です。



舞阪港の問屋(鮮魚競り場)に着いたのは「山六丸」、そのカンコ
ウ(生け簀)にはギッシリのイサキが泳いでいます。
活魚の中でも最も新鮮を大切にされるイサキが揚げられます。



海の上の色を保ったままカンコウからすくいあげられるイサキは
海水を満たした大樽に移されます。
今一度イサキたちは小さな海に放たれるのです。



小さな海はイサキを迎えて沸騰し、海水はあたりに飛び散るほどの
勢いで溢れていきます。
それほどに活きが勢魚、イサキの魅了なのです。



舞阪港の活魚のうち、とびきりの活きを大切にされるイサキはこの
大樽のまま競りにかけられます。
競り落としてから重量を量られています。

舞阪の勢魚「イサキ」の夏が始まっています。
塩焼きでいただく、あの夏の魚、肴が水揚げされています。

※取材協力:浜名漁協

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