雄踏港 魚市場 タイワンガザミの季節

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年05月16日 07:05



浜名湖の料理屋さんがこれを!とすすめる魚は「浜名湖もの」と
呼ばれる魚たちです。

雄踏(ゆうとう)港にガニの季節がやってきました。

5月12日の早朝、7時半からはじまる雄踏港市場は仲買さんと共
に詰め掛けた浜名湖ものを求める料理屋さんで満場の賑わいで
した。

話題を集めたホシガレイの競りに続き、揚がり始めた浜名湖のワ
タリガニたちに人気が集まります。

甲羅や脚が青いこのカニは、「タイワンガザミ」、ササガニに比べ
脚が長いこと、青いことが特徴です。



こちらの色が地味でやや小型なものは、タイワンガザミのメスです。
オスもメスも茹で、蒸し、焼きで甲羅が真っ赤に色づきます。
湯気があがるその甲羅を剥がして身にありつくのです。

「浜名湖もの」の自慢はガニにクルマエビに、コチにカレイ、ニシな
ど、浜名湖内の網漁で獲られているご馳走魚たちです。

いよいよガニの季節はじまる。タイワンガザミに続きササガニが登
場すれば、いよいよ南浜名湖に夏がやってきます。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所

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