ゴールデンウィークと共にやってくる南浜名湖の初夏は、本格的
な「ガニ」のシーズンがやってきたことを知らせてくれます。
南浜名湖では「ガニ」と呼ばれるワタリガニの季節です。
ガニは遠州灘沿岸の
刺し網ものが舞阪港に、浜名湖内のものは
雄踏(ゆうとう)港や鷲津港にあがります。
オールのような後ろ脚で巧みに泳ぐことができるガニたちは浜名
湖と海を行き来しながら育ちます。
潮の干満を利用して今切から海に流れ出し、また戻ったりして育
つものが多くいるのです。
既にに刺し網漁師さんが獲る海のガニたちの入荷が始まってい
ます。
持ち重りのするワタリガニは初夏からの南浜名湖のご馳走です。
来週より雄踏港など「浜名湖物」と呼ばれる魚たち、カニたちの
取材にも力を入れ、本格的な夏漁を紹介したいと思います。
真っ赤に茹でたカニを大皿に盛る夏の宵、いよいよ南浜名湖のガ
ニシーズンがはじまります。
※取材協力:浜名漁協