舞阪の自然まるごと講座「浜名湖周辺の魚」

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年01月18日 17:48



昨年11月から今年の3月まで月に一度舞阪の自然を学ぶ
「舞阪の自然まるごと講座(舞阪の自然を守る会)」が
開催されています。

今日は第3回の「舞阪周辺の魚」講座が舞阪文化センター
に「静岡県水産技術研究所浜名湖分場」の嶌本淳司場長
を迎えて開催されました。

浜名湖分場は弁天島に近い渚園にあり浜名湖体験学習施
設「ウォット」も運営しています。



まるごと舞阪の自然講座は「舞阪の自然を守る会」会員
と一般募集で集まった自然と地域を愛する参加者が集ま
ります。

嶌本講師から浜名湖の生き物の豊富さを学びます。全国
の汽水湖の中でも浜名湖は桁違いに豊かな魚種が棲む宝庫
なのです。

また通年で漁ができるほど豊かなあさりは漁獲制限などを
設け、害をするつめた貝の駆除などをする漁師さんの努力
で近年漁獲高が増えていることも教えていただきました。



豊かな浜名湖の生き物を学びながら、問題点なども指摘さ
れ、浜名湖の漁を育てようと活躍される分場の仕事の説明
をいただきました。

潮干狩り場でもよく見られるアマモは、一年性と多年生の
ものがあるそうです。
南浜名湖に育つのは多年生のアマモ、潮干狩りでよく見ら
れるようにアマモ場は小さな生き物たちの育つ温床として
守られています。

舞阪の自然まるごと講座は「歴史」「鳥」「魚」に続き、
いよいよ来月は「植物」の講座となります。
舞阪・弁天島の豊かな自然を楽しむためにまずは知ること
学ぶことを続けていこうと思います。

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