浜名湖周辺の鳥講座

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年12月21日 16:11



舞阪の自然を守る会が主催する「舞阪の自然まるごと講座」が
11月から3月まで月1回の講座を開いています。
今日はその第2回、「浜名湖周辺の鳥」講座が舞阪文化センター
を会場に開催されました。

講師はNPOサンクチュアリジャパンの袴田泰史先生、舞阪を代
表する初夏の鳥「コアジサシ」を中心に豊富な自然観察の写真
を交えてお話を伺いました。

舞阪ではコアジサシを「ちゅうなあ」と読んでいます。
舞阪の自然をまもる会の会報は「ちゅうなあ通信」と名づけら
れているほどこの地域に親しまれる海の鳥です。



舞阪の表浜はコアジサシなど多くの海鳥の繁殖地、自然を守り
ながら卵の守り方、観察の仕方などを学びました。
卵は砂地の巣で親鳥に守られて孵化しますが、見分け難く、私
たちが海に遊べば簡単に踏み潰してしまうことも知りました。



講座の最後は文化センターのベランダに出て袴田先生に用意い
ただいたフィールドスコープで実際に舞阪の鳥を観察します。

参加した仲間たちと初めてのバードウォッチングに寒さなどを
忘れてスコープを覗きました。

弁天島の瀬に遊ぶ鳥にはカワウ・セグロカモメ・ウミネコ・ユ
リカモメなどがいることも教えていただきました。

知るほどに守りたいと思う舞阪や浜名湖の自然、まずは観察す
ること、鳥の名を知るところからはじめたいと思います。

次回は1月18日(水)13:00からの「浜名湖周辺の魚」、こちら
も聞き逃せません。

袴田先生ありがとうございました。舞阪の自然を守る会の寺田
さん、今後ともお教えください。

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