えんばい朝市 ジュージュー揚げ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年08月20日 19:15



「もうちょっと待っててよー 揚げたてあげるよ~」

舞阪港えんばい朝市は5月から8月まで第3土曜日に開催され
る舞阪のウマイものだらけの朝市です。

「ジュジュー」音はすれどもまだ出でこず。揚げたてを待つ
お客さんいおいしい匂いだけが漂うのです。
えんばい朝市名物、舞阪の天ぷら、フリッターの販売がはじ
まります。



「揚がったよ~」「どんどん買ってよ~」

舞阪のお母さんたちがドンドン揚げてゆくのは魚の天ぷら、
シラスから小魚、さまざまな魚がご馳走に変っていきます。

早朝7時から販売を開始する朝市はじつは6時台からお客さん
がやってくる。それも朝ごはん抜きでやってきます。
漂うごちそうの匂いに「揚げたて」の声に列がどんどん伸び
ていきます。



舞阪のお父さん、お兄ちゃんが獲ってきたおいしい魚を料理
するのは舞阪のお母ちゃん、おいしい料理の仕方を心得てい
て漁師のお父さん、お兄ちゃんを唸らせるという自慢の味な
のです。



漁師の父さんやってきて覗きこみ、「おっ!タチウオだな!」

「今年は獲れなくて最高級魚なんだなあ」
「うめえぞう!」

列に並んだお客さんはまたまた言葉と匂いで煽られてゆく。

「あんたまずは食べてみな!」なんと揚げたてのタチウオの
天ぷら(ハフアチチの熱さ)は弁天小僧の口の中へ。

うまいなあ・・「サクッサクだなあ(と、目をつぶる)」

お客さんの恨めしそうな顔にそそくさと退散したのでありまし
た。舞阪の新鮮天ぷらはうまいよう!

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