舞阪港の美魚 イトヨリダイ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年08月12日 07:05



南浜名湖 弁天島から見るものは美しく青い海だけではあり
ません。

今切には大きな船が湖には小さな船がそれぞれの漁のために
行く、その漁を知りたくて多くの漁師さんや漁協のみなさん
にさまざまなことをお聞きしています。

昨日の昼前、舞阪港に曳網漁の龍盛丸が水揚げに戻りました。

「イトヨリダイ」です。

魚図鑑などを見ていて一度見てみたいと思っていた美しい魚
は輝くようなピンクに黄色い挿し色を持っています。

その黄色と写真では写っていませんが、尾びれの上端が糸の
ように長く伸びる様子がで糸を撚るように見えるからこの名
前を持っています。

舞阪港のフグやハモと共に関西以西で高級とされる魚が舞阪
にはあがります。イトヨリダイもそのひとつです。



魚種豊富な遠州灘の網にはさまざまな魚がかかります。
その魚を氷を敷き詰めた選別台に乗せて分けていきます。
その中に、こうした魚の宝石たちがいるのです。



ホウボウです。深い水底を足のようなヒレの一部と広げると
美しい緑青の羽のようなヒレを持つ魚です。
氷で締められたホウボウは選別台の上にどっさりあります。

遠州灘の豊穣の一部を見ることができました。

舞阪港の美魚たち、漁協のみなさまに許しをいただきさま
ざまに撮りました。少しづつ紹介させていただきます。

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