えんばい朝市 はまなこ里海の会

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年06月25日 20:19



毎月第3土曜日、舞阪の衆が自慢の魚介類や加工品を「えんばい」
するのが「舞阪港えんばい朝市」です。

「えんばい」とは漁師さんが漁でとれた魚を分け、家や親類や隣
近所にふるまう舞阪ならではの風習です。おいしいトレトレの魚
を広く食べてもらおうと開かれているのが「えんばい朝市」です。

えんばい朝市の奥で子供たちを集めているのが「NPOはまなこ里
海の会」のみなさんです。

水槽に「どうまんがに」が入っています。浜名湖名産のどうまん
がにはトゲノコギリガザミのこと、子供たちはカッコイイカニが
大好きです。



隣の水槽には浜名湖の水を浄化するアマモの林の中で育つヤドカ
リを見ることができます。浜名湖はヤドカリたちの海です。
すぐ目の前の海が暮らす町にある。
里海の会は子供たちに海の楽しさすばらしさを教えています。



大きな魚と触れられる水槽があります。
お父さんやお兄さんが獲る魚、釣る魚が泳いでいます。
これも舞阪の子供たちも訪れる子供たちの憧れでもあります。
えんばい朝市は港で開かれています。すぐ外には魚を釣るみなさ
んも多くやってきています。



はまなこ里海の会は、地元漁師さんが多く加わり、恵まれた里
の海である浜名湖の自然や恵みを観察会などを通じて紹介し、
美しい浜名湖を子供たちの時代に継ぐ活動をしています。
誰でも参加できるはまなこのNPO団体として活動しています。



大きなプールに釣糸を垂らし釣る磁石の魚たち、浜名湖には
さまざまな魚が棲んでいます。
はまなこ里海の会は子供たちの心を浜名湖を美しく保ちなが
ら育てています。

えんばい朝市にはお子さんを是非お連れください。
浜名湖の恵みを次世代に伝えたいという地元衆の心を知るこ
とができます。

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