舞阪生剥きアサリを焼きしゃぶる
勝手に舞阪の生剥き(きむき)アサリをミルクアサリなとと名
づけているのは生牡蠣を食べた時のあの「海ミルク」が舞阪の
アサリにもたっぷりと香る。
香れば酒がまたすすむのである。
JR弁天島駅前の東海道を渡り、斜めに舞阪港方面へ弁天橋を渡
れば左に見えてくる赤提灯がなぜか魚がうまい焼鳥屋の「肥後」
です。
ネタケースの中に生剥きのアサリの串を見つければこれは焼い
て食うべし!食うべし!とおすすめする。
揚げたり、てっちゃの「
生剥きあさり天丼」も見事ながらコガ
ッツと串のアサリをむしる楽しさ、これぞ肴なりであります。
肥後の熱燗は枡にコップ、枡の底にはあふれた酒のお楽しみ、
コガッとアサリの香り楽しみながらむしってゆくのであります。
「ううっ」と舞阪あさりの実力を知るのです。
写真にゃあありませんが、これむしりながらいただきますと、
串に注した管の部分が串に残ります。
よく焼けてますから指でグリグリ回し抜いてチマチマと肴にす
るお楽しみあり。
「オヤジさん、オススメの魚は?」
「サヨリ、刺身で食ってみな」
まだまだ舞阪肥後の夜は続くのであります。
関連記事