雨降って浜名湖にマハゼ下る

イチロー@南浜名湖.com編集長

2018年09月11日 13:54



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

海の秋は陸(おか)より早く訪れ、浜名湖のさまざまな岸からは秋の楽しみハゼ釣りが始まっています。

浜名湖の魚の状況を知るならば市場に通えばわかります。

昨日の大雨で大量の雨水が流れこみ増水した川筋から流れだしたマハゼが浜名湖伝統の小型定置網に大量にかかりました。



浜名湖のマハゼの季節は秋は漁より先に釣りで楽しむことからはじまります。

浅瀬に広く棲むマハゼはまずは釣りのエサに食らいつき独特のググッと引く楽しみの大将になります。
やがて秋が進み冷えがやってくればマハゼは深みに降りて釣りの季節が終わります。

秋深くからは漁のマハゼ、小型定置網にかかるマハゼが浜名湖料理店での天ぷらや、肝を添えた透きとおる刺し身で洗いで楽しむ季節がはじまります。

暑い夏に育ったマハゼが流れ出し、もうこんな大きく育ってきています。釣りの楽しみがまずはじまります。

浜名湖の市場・舞阪漁港の水揚げ状況は「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所
雄踏港市場のお魚さん

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