大雨で浜名湖に避難した遠州灘のトビウオ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2018年06月22日 10:34



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

一昨日の大雨は浜名湖に流れ入る川を増水させましたが、海ほども広い浜名湖は全てのみこみ、海につながる今切から海へと流し出しています。

その川から流れ出すのはアユ、昨日今日と浜名湖の市場にはアユが水揚げされています。大雨の幸ともいえる魚です。

また遠州灘が荒れる外海の波の影響を受けにくい浜名湖に逃げてくる魚もあります。
トビウオです。

遠州灘の沖へ沖へと船を進めれば随分と陸(おか)から離れた海域に達したことをトビウオは教えてくれます。



トビウオは沖の美しい潮に棲み、船に驚いて滑空します。

台風や大雨の後、浜名湖ではトビウオを見ることがあります。きっと沖の大荒れを避けて一次避難するのでしょう。
今朝は雄踏市場の水揚げの中で見つけることができました。

浜名湖の市場・舞阪漁港の水揚げ状況は「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏市場の漁師さん
雄踏港市場のお魚さん

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