海のバイブモード マツカサウオと舞阪港の小さな水族館
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。
夏漁豊かな舞阪港の片隅に小さな水族館を見つけました。
仲買さんの生け簀に入っていたのは漁の網にかかったマツカサウオです。
網に混獲で入るものを見ることがありますが、初めて活きたものに触らせていただきました。
マツカサウオはその名のとおりプラスチックでできているような大きな鱗を持っています。
その小さな体をブルブルと震わすとまるで携帯電話のバイブモードの震動と音がするのです。
こちらは海の人気者、先日NHKの人気番組「
ダーウィンが来た」でも紹介されたばかりの「カエルアンコウ」です。
先日海につながる浜名湖でも揚がり「
ダーウィンが来た!浜名湖にも棲むカエルアンコウ」でも紹介した面白い姿の魚です。
こちらも生け簀の中で泳ぐ様子を見ることが出来ました。
舞阪港に臨時に登場した小さな水族館の中で遠州灘の面白い魚たちが泳いでいます。
選んで獲れるわけではない魚たちと出会うのも市場の楽しみ、浜名湖に入る魚だけでも700種を越えると聞けば、さらに海は多くの種が棲んでいるのです。
※取材協力:浜名漁協 舞阪港の仲買さん
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遠州灘のお魚さん
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舞阪港のお魚さん
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