浜名湖エビすき漁はじまる 弁天島漁師の山本さん
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。
遠州灘とわずか幅200mの今切でつながる浜名湖には潮の干満を利用する伝統漁があります。エビすき漁(許可漁)です。
今年もはじまった浜名湖特産のクルマエビの季節、エビすき漁で揚げたクルマエビを早朝の雄踏市場に水揚げした弁天島の漁師山本さんに見せていただきました。
エビすきとは夜の干潮時間に浜名湖から潮に乗って海へと流れ出すクルマエビを獲る許可漁、夜の浜名湖に船を出し、潮の表層を流れ来るエビやワタリガニをタモですくいあげます。
エビすき漁の灯りを見れば浜名湖の初夏のはじまり、そしてクルマエビの季節のはじまりです。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所 弁天島漁師山本兼三さん
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雄踏港市場のお魚さん
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雄踏漁師ブランドの魚たち
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