浜名湖雄踏市場早朝7時前 市場開市明日1月15日まで
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。
早朝7時前の浜名湖市場は夜明けの時間、ようよう明けはじめた時間に漁師さんが市場へ水揚げにやってきます。
まだ真っ暗な冷え切った浜名湖へ向かい、伝統の定置網「角立て網(かくだてあみ)」に向かった漁師さんは頭にランプを点けて水揚げしています。
明日1月15日で漁期と開市を終える浜名湖の市場に揚がる活魚は漁師さんの船のカンコウ(生け簀)の中、活かされて運ばれてきます。
カンコウの海水が泡だっているのは寒中揚げた魚の活きのよさを表しています。海水を勢いよく魚が泳げば写真のようにブクブクと泡が立ちます。
夜明け前の浜名湖で水揚げした魚は夜明け前の冷えた市場に運ばれカゴに分けて長く並べられます。
魚を目利きする仲買のみなさん、魚屋さんや料理屋さんなどが囲み、7:20分からの競り(入札)を待ちます。
浜名湖の市場の開市は明日1月15日まで、昨年4月2日から続く漁期を終えようとしています。
指先が凍える早朝の市場がいよいよ大団円を迎えます。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏市場のみなさん
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雄踏港市場のお魚さん
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