浜名湖のサイマキから秋エビのアカアシエビへ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2017年09月12日 10:15



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖のエビは季節替わり、夏まで水揚げの主力であったクルマエビから秋エビのアカアシエビへと替わろうとしています。

浜名湖のクルマエビがマキ、サイマキ(細巻)と呼ばれるのは湖内では10数センチまでであることから。浜名湖から海へと出たものは数十センチの大エビに育ちます。

浜名湖の市場では写真のように花が咲いたように並べて競りにかけられることがあります。こうして何尾あるかを表しながら活きの良さを伝えます。



浜名湖の市場の朝、競り時間に向けて漁師さんは水揚げしたエビを大きさ・種別に分ける様子を見ることができます。

この様子をみればクルマエビの季節からアカアシエビの季節へと替わってきていることがわかります。



浜名湖のアカアシエビです。クルマエビより殻がやわらかく刺身より料理エビとして使われます。浜名湖周辺の町の秋まつりには欠かせないご馳走となるアカアシエビの水揚げが増えてきています。

浜名湖のエビは季節替わり、秋の深まりと共に浜名湖最大のエビ「クマエビ」がこれから登場します。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏市場の漁師さん
雄踏港市場のお魚さん

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