浜名湖ワタリガニの熟れ具合を目利きする

イチロー@南浜名湖.com編集長

2017年09月10日 11:04



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

初夏から水揚げがはじまり夏を超えた秋、浜名湖は人気のガザミほか最も水揚げの多いタイワンガザミなどワタリガニがおいしい季節がはじまっています。

カニといえば越前ガニや松葉ガニなど日本海のカニを思いうかべる人も多いとは思いますが、地産のワタリガニを是非にお楽しみいただきたいと思います。

浜名湖のワタリガニをお求めならば、許されるなら持ち上げてみるとよい、甲羅にしっかりと身が詰まったカニがよいカニ、ズッシリと重ければ味も身の充実が期待できます。そしてもうひとつプロが目利きするポイントをお教えしましょう。

ワタリガニをひっくり返し、中心や◇の両角あたりに薄く赤い色が挿したものがあります。これが身の充実を表しています。



何度も何度も脱皮しながら大きく育つ浜名湖のワタリガニ、おいしいものを選ぶのも大切ながら鍋の大きさも考慮にするとよい。
大きすぎると蒸し鍋にも煮鍋にも入らないことになります。

秋の浜名湖のワタリガニ、今年は挑戦ください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏市場の漁師さん
雄踏港市場のお魚さん

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