浜名湖雄踏市場 ヘリトリマンジュウガニ揚がる

イチロー@南浜名湖.com編集長

2017年05月02日 11:15



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

魚だけでも700種を越えるという豊かな浜名湖の生き物が時に漁師さんの網にかかります。
今日の早朝の浜名湖雄踏市場に水揚げする刺し網漁師さんに珍しいカニを見せていただきました。

ヘリトリマンジュウガニです。



ヘリトリマンジュウガニはツメの先が黒いことで判別できます。

マンジュウガニ類はガザミなどとは違い、遊泳脚を持たず毒を持つものがあり食用はできませんが、水揚げされることの少ない珍しいカニです。



甲羅が厚くいかにも食べられそうなカニですが、マンジュウガニ類ですから食べないようにしましょう。

雄踏市場に水揚げする漁師さんは漁で珍しい生き物が揚がると、市場内にあるウォット(浜名湖体験学習施設ウォット)への寄贈生け簀に放ち、研究に活かしてもらうよう協力しています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏市場の漁師さん
浜名湖生き物みつけ隊!
雄踏港市場のお魚さん

関連記事