浜名湖雄踏たきや漁の夜 静かな夜の弁天島

イチロー@南浜名湖.com編集長

2017年04月27日 11:15



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

風のない静かな夜、潮の干満のちょうど間の潮止まりに雄踏の漁師さんが乗るたきや船がやってきます。

灯りを点して浜名湖の浅瀬の砂底を照らし、カニやカレイやヒラメなどを獲る様子は浜名湖の夏の風物詩のひとつです。



五月から予約がはじまる観光の「浜名湖雄踏たきや漁」の季節が近づいていますが、その前からプロの漁師さんはこうしてたきや漁を行っています。

風のない静かな夜、その潮止まりは毎日時間が違い、時に朝近くまでなることもあるたきや漁は浜名湖の伝統漁のひとつです。



たきや漁が行われた翌朝の浜名湖の雄踏市場はその水揚げがズラリと並びます。

写真は浜名湖最大の大きさと厚みを誇るホシガレイです。ヒラメよりさらにおいしいといわれる刺身がとれる最高級ガレイです。



こちらはたきや漁で獲れた浜名湖のワタリガニたち。
浜名湖の夜、たきや漁がはじまれば初夏のはじまり、眠らない漁師さんの働きで美しい浜名湖の幸が水揚げされています。

浜名湖の市場の様子は「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」でご覧ください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 海老仙
浜名湖雄踏たきや漁
雄踏港市場のお魚さん

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