浜名湖の巻き貝を食べるメガネカラッパ 

イチロー@南浜名湖.com編集長

2016年09月25日 15:15



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は魚だけでも700種を越えるという豊かな海、他に数しれない生き物が棲んでいます。

浜名湖の幸が集まる雄踏(ゆうとう)港市場には漁業取引される以外の珍しい生き物もやってきます。珍しいカニ、メガネカラッパを見せていただきました。

天敵に捕食されないよう甲羅にピタリとはまるハサミを持ち、その模様からメガネカラッパは浜名湖の砂底に棲み主に巻貝を食べています。



メガネカラッパを裏返すとハサミだけでなく甲羅の下に脚まで納めてしまえることがわかります。

面白いのはハサミ脚の先が左右で違うこと、向かって左のハサミの突起を使って巻貝をこじり割り、右のハサミで身を食べるといいます。

巻貝を割りながら捕食するために進化しています。



メガネカラッパを見せていただいたのは舞阪の漁師与佐亀テルさん、雄踏港に水揚げする漁師さんが珍しい生き物を運んでくるのは、市場の生け簀の一部に浜名湖の生き物を展示する小さな水族館「浜名湖体験学習施設ウォット」への寄贈生け簀があるからです。

漁師さんたちが協力して浜名湖を訪れる人に浜名湖の生き物を紹介する協力をしています。

浜名湖の市場には浜名湖の珍しい生き物が集まります。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 与佐亀テルさん
浜名湖生き物みつけ隊!
雄踏港市場のお魚さん

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