浜名湖サイマキ復活、アカアシエビ・クマエビ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2016年09月20日 11:15



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の秋は夏に続くエビの海です。

浜名湖のエビは初夏からサイマキと呼ばれるクルマエビ、ボソと呼ばれるヨシエビが育ちながら水揚げされます。

真夏まで続く水揚げでサイマキは最大サイズにまで成長すると次のエビへと主役を譲ります。写真上がサイマキ(クルマエビ)、下がアカアシエビです。



夏の盆が過ぎた頃に水揚げがはじまり一気に水揚げの主役交代となるのがアカアシエビです。

エビの水揚げは潮の具合・風や天候などさまざまな要素で増減があります。
市場のはじまる前に漁師さんがこうしてエビを仕分ける様子が見られれば豊漁だとわかります。



サイマキ(クルマエビ)はご存知のようにセルロイドのような硬い殻を持っていますが、アカアシエビの殻はやわらかく、身はプリプリとしています。

赤というよりワイン色を思わせるアカアシエビはこれからはじまる秋まつりのご馳走として需要が高い地エビです。



秋エビ、アカアシエビの水揚げ豊かな雄踏港、その中に浜名湖最大のエビ、クマエビが混ざります。

育てば30センチを越えるほどの大エビは、生で食べるより茹でてサラダなどに入れて楽しみます。

アカアシエビ・クマエビの季節になぜかサイマキ(クルマエビ)の水揚げが復活した浜名湖、秋のエビの季節が続いていきます・

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
雄踏港市場のお魚さん

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