浜名湖はワタリガニの季節 与佐亀テルさんのタイワンガザミ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2016年09月10日 14:57



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の秋のはじまりはワタリガニの水揚げ盛んな季節です。

浜名湖の幸が集まる雄踏(ゆうとう)港市場で舞阪の漁師与佐亀テルさんにタイワンガザミを見せていただきました。

「脱皮を続けて大きくなってきて食べ頃だよ!」

浜名湖のワタリガニはガザミ、タイワンガザミ、イシガニなどが流通しますが、甲羅の青紫色のタイワンガザミ(オス)はとても目立つ色をしています。
テルさんの向かって左がタイワンガザミのメス、派手なオスに比べて地味な色をしています。



よいカニの選び方はまずは重いこと、また写真のように甲羅の裏表を押して硬いことがポイントです。

脱皮を続けて育つカニは、時に脱皮したばかりのカニがいます。
ダブダブの甲羅の中でまた身を満たしていないカニはおいしくありません。堅い甲羅は身が詰まっている証拠です。



今朝の市場でテルさんら漁師さんが話題としたのが美しい丸い貝殻を持つ巻き貝ヤツシロガイです。

遠州灘や浜名湖に棲む大型の巻き貝で時に20センチほどにも成長します。
もちろん茹でた後、刺身などにして楽しむことができます。

土曜は競りに出す漁師さんも多く賑わう市場にガサガサと動くカニたちの間にこんな美しい貝も揚がっています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 与佐亀テルさん
雄踏漁師ブランドの魚たち
雄踏港市場のお魚さん

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