丸小水産のばあばと力持ちのボーイフレンドたち

イチロー@南浜名湖.com編集長

2016年09月05日 18:15



南浜名湖は海の産地、風のなく暑い真夏の夜に活動し、浜名湖伝統の小型定置網「角立て網(かくだてあみ)」に浜名湖最大のカニが入るようになります。

浜名湖ドウマンです。夏はオスが秋はじまるこの時期からはメスが多く水揚げされるようになります。

「お願い!誰かトラックに乗せて!」

魚屋人生54年、舞阪・雄踏港市場の誰もが「ばあば!」と呼び慕う丸小水産(まるこすいさん)のばあばが助けを求めています。

「ハーイ!」と登場したのは和田の漁師トモさんと村櫛の漁師コージさん、ドウマンは育てば1kgにもなり、競りで落としたドウマンがたくさん入った樽は相当の重さになります。

「たくさん買ってくれるんだから当然ですよ!」と二人はばあばを助けてくれています。
※二人はドウマン獲り名人でもあり水揚げのライバルでもあるのです。



「ばあば、ボーイフレンドと一緒にドウマン持って写真を撮ろうよ」、応じてくれた3人の写真を撮っていると。

「イチローさん早くう!」、ばあばの見立てた元気のよいドウマンはばあばの手の中で暴れ始めます。

浜名湖は秋もカニとエビの海、ばあばが力を入れているのは浜名湖の秋の地エビ「アカアシエビ」とドウマンです。

ばばばが見立てたドウマンやアカアシエビはばあばの直売店で購入できます。

すっかり二人に積み込みを手伝ってもらったばあばを送り出す二人。ばあばと共に感謝しています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 トモさん・コージさん・丸小水産のばあば
雄踏港市場のお魚さん

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