浜名湖雄踏港 テルさんが教える夏ハゼ・マハゼ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2016年08月06日 15:15



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖のアサリ漁は基本として火曜・土曜日が休み、この休みを利用してツボ漁などを行う舞阪の漁師さんが雄踏(ゆうとう)港市場にやってきます。

真夏の浜名湖の市場で舞阪の漁師与佐亀テルさんに秋のハシリを教えていただきました。



「イチローさんほら、秋がはじまってるよ。」

テルさんが見せてくれたのは右の手の平の上のマハゼと左の夏ハゼです。

浜名湖の秋はマハゼの季節、夏の暑さが終われば岸からボートから釣るハゼ釣りのシーズンがはじまります。
ググッと竿を震わせるあの楽しみ釣りの相手がこの大きなマハゼです。

それでもまだ真夏、浜名湖に揚がるハゼは左手の夏ハゼです。市場では夏ハゼと涼しげな名で呼ばれるこの大型のハゼはウロハゼという種名です。

浜名湖料理店ではマハゼと同様に扱われる透きとおった身を持つ魚です。

暑い暑いねと挨拶しあう真夏は秋のはじまりでもある。秋のマハゼはもう浜名湖で育ちはじめています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 与佐亀テルさん
雄踏漁師ブランドの魚たち
雄踏港市場のお魚さん

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