浜名湖のヒトデ・イトマキヒトデ・バフンウニ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2016年06月17日 11:24



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の生き物が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖に棲む生き物を知るならば浜名湖の幸が集まる市場の漁師さんに聞けばいい。漁師さんの網には珍しい生き物がかかるのです。

漁師さんの船の上にあったのは浜名湖のバフンウニとヒトデ、イトマキヒトデです。

浜名湖の砂底にはエビやカニのように水揚げ対象となる幸のほかにさまざまな生き物が棲んでいます。



漁の対象にならない生き物を漁師さんは海に戻しています。

「どんな生き物も海の生態の何かの役をしているはずだからね」、漁師さんとは自然を大切に、共に暮らす営みです。

「明日は幼稚園の海辺の観察会があってな、ヒトデやカニやヤドカリなどを用意しておくんだよ」

海辺の町に生まれ暮らしてもなかなか海の生き物に触れることがない子供たちに漁師さんは海を教えています。

子供たちだけでなく、未だに子供の心を忘れない私たちにも教えてくれるのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
浜名湖生き物みつけ隊!

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