節分 鬼の嫌うイワシ カタクチイワシはシラスの親

イチロー@南浜名湖.com編集長

2016年02月03日 11:15



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

今日は春への節目の節分、鬼は外 福は内と豆で追われる鬼はイワシの臭いを嫌うといいます。

海につながる浜名湖はイワシが育つ海、背が緑色で特徴的な七つの星を持つことからナナツボシとも呼ばれるのがマイワシです。
浜名湖で育つイワシ中最大の大きさとなるマイワシを焼く臭いが魔を寄せ付けません。



浜名湖に育つイワシはさまざま、背が黒く見えることからセグロイワシとも呼ばれるのがカタクチイワシです。

カタクチイワシの特徴は背の色と口、上アゴに比べ下アゴが小さいことからカタクチと名をつけられています。

カタクチイワシは舞阪港や新居港ではまた別の名で呼ばれています。



シラスです。

毎年3月21日から翌年1月14日まで長い期間許可されるしらす漁は主に透きとおるカタクチイワシの子を獲っています。
シラス干しに加工すると真っ白に仕上がるカタクチイワシが舞阪や新居の漁師さん、シラス加工業のみなさんを潤しています。

節分にイワシを焼いて鬼を追う、この地域ならたっぷりのシラス干しをご飯にのっけるのはいかがでしょう。

おいしく栄養たっぷりのシラス干しを食べて鬼を退散させる。

地域らしい節分をお楽しみください。

※取材協力:浜名漁協 浜名漁協雄踏支所
舞阪港のお魚さん
雄踏港市場のお魚さん
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