浜名湖たきや漁 秋の浜名湖はマゴチとヒラメの海

イチロー@南浜名湖.com編集長

2015年11月17日 16:28



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の秋は巨魚の海。

昨日は風と雨で移動した大きなスズキが伝統の定置網角立て網(かくだてあみ)で豊漁となりましたが、今朝はマゴチやヒラメがたきや漁で水揚げされています。



たきや漁は浜名湖の伝統漁のひとつ、浜名湖雄踏たきや漁として夏の夜の浜名湖で魚を突きすくって楽しむ観光たきや漁が人気ですが、この季節は漁としてのたきや漁が行われています。

浜名湖の夜、前夜から翌朝まで続くというたきや漁は、浜名湖の浅瀬を行くたきや船の舳先に灯りをともし、砂底にいる魚やカニ、エビなどを獲ります。



大きな獲物を突く時は頭などを狙って身を傷つけないようにしますが、ベテラン吉田さんはタモすくいの名人、流れやすい船の上で二枚の網を使って傷なくすくいあげています。



この秋は吉田さんの活躍で大きなヒラメ、マゴチが揚がるたきや漁、早朝の競りに眠らず出る吉田さんらたきや漁師さんの魚は最優先で競りがはじまります。

活かしケースに海水を張って並ぶマゴチやヒラメに人気が集まっています。

雨が降り、風が吹けば豊漁の角立て漁、静かな夜にはたきや漁と浜名湖の市場が賑わっています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏たきや漁師吉田さん
雄踏港市場のお魚さん
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