浜名湖の笛吹き 写真からはみ出すアオヤガラ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2015年11月18日 11:15



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖には普段魚屋さんで見ることができない面白い魚が棲んでいます。

浜名湖の魚が集まる雄踏(ゆうとう)港市場の朝、雄踏の漁師山下さんに細長い棒のような魚を見せていただきました。

アオヤガラです。

アオヤガラの目の先に伸びに伸びた吻(ふん)を撮ろうとすれば1枚にギリギリ入ります。



60センチほどの長さでしょうか、全身をまっすぐにすれば写真に納まりませんから、途中で曲げて納まるようにしています。

目から先に伸びた吻の先のオチョボ口、その太さと変わらずに尻尾まで続くまるで長い棒のような体をしています。



そしてただでさえ長いのに、尾の先にまるで糸のような長い尾?を引いている。
不思議な形をしたアオヤガラです。

浜名湖ではしばしば網に入るアオヤガラ、海には同じ仲間で赤くさらに大きなアカヤガラが棲んでいます。
泳ぎながら小魚を吸い込むというヤガラの仲間、後ろを振り返ることができないことから、より大きく見せるために長い尾を引くともいわれています。

これでおいしいというヤガラ、さてどこをいただくのでしょうね。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏漁師山下さん
雄踏港市場のお魚さん
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