浜名湖雄踏港 カタクチイワシは誰の親?

イチロー@南浜名湖.com編集長

2015年11月14日 15:15



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は魚だけでも700を超える種が行き来し育つ豊かな海です。

浜名湖の幸が集まる雄踏(ゆうとう)港市場にキラキラした小さな魚が水揚げされています。
カタクチイワシです。

片口と呼ばれる所以はその下アゴにあります。
上アゴより下アゴが小さいことから片口、カタクチイワシと呼ばれています。



カタクチイワシは舞阪港・新居港の漁師さんが獲るこの魚、シラスが育ったもの。
遠州灘で育ったカタクチイワシは今切を抜けて浜名湖に泳ぎ入り、浜名湖で育っています。



秋漁豊かなシラス漁、透き通ったシラスたちは育ちキラキラと美しいカタクチイワシに育つ。
浜名湖で育ったイワシたちはまた遠州灘に向かい産卵し、孵化したシラスとして沿岸に押しかける。

静かでエサが多い浜名湖は育ちの海でもあるのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
雄踏港市場のお魚さん
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