舞阪の祭りのご馳走にえんばいに 与佐亀テルさんのワタリガニ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2015年10月25日 11:15



南浜名湖は海の産地、いよいよ明日宵まつり27日に本まつりが開催される舞阪岐佐神社祭典に向け、漁師さんの活躍が続きます。

昨日の早朝、浜名湖の幸が水揚げされる雄踏(ゆうとう)港市場で、舞阪の刺し網漁師与佐亀テルさんに、秋のワタリガニを見せていただきました。

今年は季節が遅れワタリガニは決して多い水揚げではありませんでしたが、祭り前の豊漁です。



いつもはお父さんと二人で漁するテルさん、お父さんのジュンさんは祭りの新町の氏子総代、祭り準備をしています。

テルさんは出荷するカニ、祭りのご馳走として仲間に配るカニも獲っています。
獲った魚やカニ・エビを仲間に配る「えんばい」は舞阪や浜名湖の漁師さんの気風、分け合って食べ楽しむのが祭りの暮らしの基本となっています。



蒸す・茹でることで真っ赤の祝い色となるカニ、祝い膳に華を沿える浜名湖のワタリガニです。

祭りを楽しみ、供に豊漁と海上安全を祈る岐佐神社祭典、この時だけは漁師さんは仲間たちの自分の祝い膳のための漁をするのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 与佐亀テルさん
雄踏港市場のお魚さん
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