浜名湖に棲む三種のセイゴ ヒラスズキ・タイリクスズキ・スズキ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2015年09月19日 15:15



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖で最も多く撮れ、釣ることができる魚がスズキ、海とつながる浜名湖は最南端の今切から奥浜名湖、川筋にも棲んでいます。

浜名湖には三種のスズキが棲んでいます。浜名湖の幸が集まる雄踏(ゆうとう)港市場で三種のスズキ(セイゴ)を見せていただきました。



上のセイゴは体高があり、鱗が小さく美しいヒラスズキです。
浜名湖ではシマズとも呼ばれています。

中のセイゴは体に黒い星を持つタイリクスズキです。

下がスズキのセイゴです。

スズキは出世魚、浜名湖では幼魚をセイゴ、1メートルほどに育てばスズキと呼びますが、その間の大きさは「マダカ」と呼ばれています。
「スズキまではマダカ?」と聞いているよう。面白い呼び方のマダカです。

スズキは川の魚の味がしてヒラスズキは海の魚の味がするといいますが、三種類のセイゴは群れて泳ぎ、浜名湖漁師さんの網に入っています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏漁師加茂武さん
雄踏港市場のお魚さん
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