浜名湖　ヒレに毒持つシャクシャ　アイゴ

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖の幸が水揚げされる雄踏（ゆうとう）港市場で、「気をつけて！」と注意される魚があります。

アイゴです。

浜名湖で多く見ることができるアイゴは「シャクシャ」と呼ばれています。
広げたヒレ先の針に毒をもっています。



アイゴは浜名湖でクロダイなどと群れて泳ぎ、三枚刺し網や刺し網にかかりますが、ヒレに毒があり刺されるとひどく痛むことから、食べられる魚でも大切にされない魚のひとつです。

水揚げされたばかりは美しい魚ですが、鱗がはがれやすく汚い色になることも不人気の理由ですが、新鮮なアイゴはおいしい魚です。

ツンツンとヒレから伸びた針に気をつけて扱いたい浜名湖の地魚のひとつ、シャクシャともちょっと軽蔑するのでしょうか「シャックー」などとも呼ばれています。

※取材協力：浜名漁協雄踏支所　雄踏漁師隆道さん
※雄踏港市場のお魚さん
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