浜名湖の三種のニョロニョロ ウナギ・アナゴ・ハモ
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。
浜名湖の幸が水揚げされる雄踏(ゆうとう)港市場で三種類のニョロニョロを見つけました。
夏休みを利用してやってきたお子さんが、ニョロニョロした同じような魚を見ては尋ねます、「これはなあに?」、ここでも同じように説明しましょう。
最初はウナギです。
ニョロニョロ族の見分け方は色や頭の形で判別ができます。
目が小さく、ヒレの辺りが膨らんでいるのがウナギです。
ウナギによく似ていて間違えやすいのがアナゴです。
ウナギに比べて目が大きくパッチリしているのがアナゴの特徴、この目からメジロとも呼ばれています。
体の横に白い星をつなげているのもアナゴの特徴です。
アナゴは浜名湖の藻場に潜み、夜行性で魚などを襲うハンターでもあります。
浜名湖も泳ぐ海の猛漁がハモです。
育てば1メートル以上となり「大蛇」とも呼ばれるハモが浜名湖にも棲んでいます。
ハモの特徴は大きな口、目の後ろまで開く口には鋭い歯が並んでいます。
ハモの恐ろしさはその歯でかみつき、体をグルグルと回して噛み切ること、扱いには細心の注意が必要です。
浜名湖のこの季節はニョロニョロ族の海、見つけたら参考にしてみてくださいね。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
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雄踏港市場のお魚さん
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