浜名湖の夏を泳ぐ 平たい魚たち マゴチ・ウシノシタ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2015年08月11日 11:15



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖の幸が水揚げされる雄踏(ゆうとう)港市場の漁師さんの船の上で魚を見せていただいています。
浜名湖の伝統漁「角立て網(かくだてあみ)」にはこの季節浜名湖に棲む魚たちがさまざまに入ります。

マゴチです。平たい体を持つマゴチは浜名湖では釣りの対象として人気の魚、育てば50センチ以上の大物にもなり、ルアーフィッシングで狙うこともできます。体の前半は骨があり煮魚に、尾に近い身は美しい刺身として楽しめます。



遠くから見ればまるで木の葉のように見えるウシノシタです。
浜名湖では「チュウセン」と呼ばれて親しまれています。

よく見ればつぶらな目がかわいいウシノシタはムニエルなどの料理で楽しまれています。



同じウシノシタの仲間ながら美しい縞と鱗を持つのがシマウシノシタです。

まるで秋のファッションのような美しい縞を持つオシャレな魚、こちらは刺身が楽しみといわれます。



角立て網から揚げてきたばかりの魚たちはひとつ籠の中、この中からおもしろい浜名湖の魚たちを見せていただいています。

魚だけでも700を越える種が棲むという浜名湖の豊かさを知ることができるのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師山下さん
雄踏港市場のお魚さん
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