南浜名湖は海の産地、春本番を前に舞阪のサヨリ漁・タイ網漁がはじまり、本日しらす漁が解禁、浜名湖の漁が次々と始まっています。
「今日は刺し網漁に行ってきたよ」、雄踏港市場のお魚さんでお世話になっている与佐亀テルさん・ジュンさんの水揚げを取材させていただきました。
刺し網漁は前日に浜名湖の潮通しのよいところに張り、翌日水揚げする漁、浜名湖特産のカニ類、クロダイなどがかかります。
水温が上がってきた春からはじまる漁のひとつです。
テグス(釣り糸)製の網にかかった魚やカニを外した後、こうして網をきれいにしながら次の漁に備えます。
船のカンコウ(カンコ=生簀)の中には獲れたクロダイやカレイ類、早くもカニ(タイワンガザミ)が見られます。
今後水温の上昇と共にカニ類が多く獲れるようになるそうです。
浜名湖の市場「雄踏港市場」開きも4月2日に迫り、浜名湖の漁が賑やかにはじまります。
浜名湖のサザエことアカニシも獲れています。
今年は5月からとなりました弁天島などの潮干狩りでも拾えるアカニシはサザエと同様に楽しめる巻き貝です。
「ワカメが育っているよ」と見せてくれたのは与佐亀ジュンさん、テルさんのお父さんです。
漁の傍ら、自慢の喉で舞阪の木遣りを継承し披露するジュンさんです。
浜名湖の春に育つワカメは専門の養殖や漁はありませんが、岸沿いにも育つ浜名湖の幸。
茹でれば緑美しくおいしくいただけるワカメはえんばい(漁師さんが自家用にする)となるご馳走です。
浜名湖の漁はじまる。今年初めて浜名湖のカニや魚を見せていただきました。
※取材協力:与佐亀テルさん・ジュンさん
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雄踏港市場のお魚さん
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