浜名湖 ビッグサイズのマハゼたち

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年11月27日 11:15



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海とつながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来する、海ともいえる湖です。

今年は浜名湖に冬迫るのが遅れています。
例年ならばもう浜名湖の市場には大きなハゼがズラリと並ぶはずが、まだまだセイゴや魚の海、その分だけまだこれからの水揚げに期待があがっています。

釣りで釣れなくなってきた浜名湖のマハゼは深みに移動し、浜名湖伝統の定置網「角立て網(かくだてあみ)」に入ります。
驚くようなビッグサイズ、丸々と太ったものが揃いはじめれば浜名湖の冬がやってきます。



舞阪港や新居港から遠州灘に向う漁は、風が吹けば安全のため休漁となりますが、浜名湖は違います。
「風吹くと豊漁になる」といわれ、静かな湖面に雨風が荒れれば魚が動き定置網に入るのです。

今朝は早暁の風が吹き、セイゴが豊漁となりました。
通年で楽しめる浜名湖のセイゴから育ったスズキ釣り、冬のはじまりの風で網に入り市場を賑わせています。

浜名湖のセイゴは三種、スズキの子、タイリクスズキの子(背に黒点を持っています)、そしてヒラスズキの子シマズが揃います。

冬はじまりの市場はまだまだ晩秋の魚たちが獲れています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
雄踏港市場のお魚さん
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