浜名湖の秋の深まり 孝彦さんのメス浜名湖ドウマン
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚たちが行き来する、海ともいえる湖です。
朝夕に冷えを感じ始めた浜名湖も秋が深まり、浜名湖の幸を水揚げする雄踏港の水揚げが変ってきています。
早朝の雄踏港でドウマンを縛っている孝彦さんに浜名湖ドウマン(ドーマン)を見せていただきました。
「冷えてきたから一気にメスばかりになったね」
浜名湖ドウマンは夏から水揚げがはじまりますが、夏に獲れるのはほぼオスばかり、巨大なツメを持つオスは人気を集めますが、秋の深まりと共にメスが登場します。
そして漁期も終わる11月いっぱいにかけては冷えとともに、扇型の甲羅を持ち、オスよりややツメが小さいメスの水揚げがはじまります。
今朝の水揚げはなんと11匹の大漁、どれもがメスばかりという秋深まりを感ずる朝となりました。
蒸す・茹でるだけでワタリガニと同様に楽しめる浜名湖ドウマン、メスの甲羅の中にはオレンジ色の内子が詰っています。
秋深まる浜名湖自慢のご馳走が浜名湖料理店で楽しめる、また家庭のご馳走として登場させることができるのです。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所 孝彦さん
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雄踏港市場のお魚さん
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