浜名湖雄踏港 浜名湖ドウマンの巨大なツメ
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚たちが行き来する、海ともいえる湖です。
浜名湖の生き物は海からその種がやってきます。
魚類だけでも700種以上という豊かな浜名湖の最大のカニといえば浜名湖ドウマン(ドーマン)です。
東南アジアあたりのマングローブ林などに棲むカニと近似種であるトゲノコギリガザミは、浜名湖が生息の北限といわれています。
四季のはっきりとした浜名湖のカニは冬眠もすることから味がよいといわれ、浜名湖の名物のひとつになっています。
巨大なツメが魅力のドウマンは、かつては乱獲のため幻のカニと呼ばれた時代もありましたが、種苗や放流も進み、安定した漁獲が出来ているのも産地浜名湖の自慢となっています。
夏からオスを中心に水揚げがはじまり、秋はメスとオスの両方が楽しめる季節。
巨大なツメか内子を持つメスか、大いに悩んでいただきたい浜名湖の特産のひとつです。
浜名湖料理店で何人かで一匹で楽しみ、ハゼなど秋の幸と共にお召し上がりください。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所 海老仙
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雄踏港市場のお魚さん
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