浜名湖ドウマンの巨大なツメ 浜名湖ワタリガニ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年07月10日 11:15



南浜名湖は海の産地、台風迫る浜名湖は全国でも珍しい海につながる湖です。沖に向う漁が休漁の中、沖の波の影響を受けにくい浜名湖の市場、雄踏港市場は今朝も活発な競りが行われました。

市場で見せていただいたのは巨大なドウマン(ドーマン・トゲノコギリガザミ)のツメ、市場にあがる前にもげてしまったものです。
普段は危険防止のため縛られているツメをこうして見ることはとても珍しいことです。

怖ささえおぼえるほど巨大なツメは人の指など簡単に切り取ってしまうといわれる力を持っています。



本格的な夏近づく浜名湖の雄踏・鷲津市場はワタリガニの水揚げが増えてくる季節、代表的なカニを紹介します。

左上も大きなツメを持ち、堅い甲羅を持つイシガニ、雄踏港市場ではコウマルとも呼ばれています。
左下がガザミと同様の人気を持つタイワンガザミ、オスは青紫の美しい甲羅を持つことからアサガオとも呼ばれています。
右下が最も人気があるガザミ、浜名湖ではササガニと呼ばれています。

三種のカニはやや小型のものですが、比べたドウマンのツメがいかに巨大かがわかるでしょうか。
夏から秋深くまで水揚げが続く浜名湖最大のカニ、ドウマンはツメが人気、オスの持つこのツメは身がしっかりと詰まっています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 大むら屋
雄踏港市場のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。

関連記事