浜名湖 ホウボウは海中を飛ぶ魚であること

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年06月06日 11:15



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚たちが行き来する海ともいえる湖です。

浜名湖雄踏港市場の早朝、小船で水揚げにやってくる漁師さんの船のカンコウ(生簀)を覗くと、青く蛍光色の羽を広げた魚が舞っていました。
ホウボウ類の魚です。

ホウボウは遠州灘に網曳く舞阪港に水揚げされる魚、真っ赤な体に美しい緑青のヒレを広げる美しい魚です。
小さな羽広げたこの魚は色が違いますがホウボウの幼魚でしょうか。



海のホウボウと違い茶色、海につながる浜名湖は多くの海の魚が産卵し幼魚時代を過ごす海や湾のよう、こうして海の魚の幼魚を見ることができます。



ホウボウは美しい羽のようなヒレを持つほか、ヒレの一部を脚のように進化させ、砂底を這って移動するといいます。
エサが豊富で安全な海、浜名湖で育った海の子たちはやがて浜名湖から遠州灘へと旅立ってゆくのでしょう。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
浜名湖生き物みつけ隊
雄踏港市場のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。

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