浜名湖 最も気性が荒いカニ コウマルガニ・イシガニ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年05月23日 07:00



南浜名湖は海の産地、浜名湖はカニの産地、ワタリガニ類のカニが雄踏(ゆうとう)港・鷲津港に初夏から秋まで水揚げされています。
ワタリガニ類のカニは、最も後ろの脚の先がボートのオールのようになる遊泳脚を持っています。

浜名湖のワタリガニといえばガザミ(地元ではササガニ)、タイワンガザミ(地元ではアサガオ)、浜名湖最大のカニ、ドウマン(トゲノコギリガザミ)などが市場を賑わせますが、もう一種類イシガニ(コウマルガニ)があります。

コウマルガニはドウマンと同様に大きなツメを持ち、捕まえようとすれば大きなツメを振りかざして威嚇する気の強いカニです。



ガザミほどの大きさはありませんが、硬い甲羅を持つイシガニは、蒸す・茹でるなどして食べられますが、多くは割ってカニ汁にして食べる浜名湖のご馳走ガニのひとつです。

かつて弁天島の潮干狩りでイシガニを見つけたことがありました。獲ろうとするとツメを振りかざし威嚇するイシガニは手で捕まえることができないほど、他のお客さんの網で捕まえたほどでした。

ギザギザのある甲羅、大きなツメを持つイシガニの大きなものは、しばしばドウマンと間違えられます。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 よらっせYUTO
雄踏港市場のお魚さん
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