いかり瀬自然観察会 海の秘密の花園

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年05月05日 19:15



南浜名湖は海の産地であると共に、海浜性植物の宝庫。弁天島の赤鳥居の立つ「いかり瀬」は20ヘクタールもの大きさを持つ、船でしか渡れない無人の島ともいえる瀬として知られています。

潮干狩りでは潮の干満の影響を受ける瀬で遊びますが、その南のさらに高い瀬は海浜性植物が育ち、野鳥が抱卵する自然豊かな瀬があります。
貴重な自然を守ろうと市民団体「舞阪の自然を守る会」は、定期的に自然観察会を開催し、海浜性植物を覆う外来植物の駆除、駆除計画を立てるための観察を続けています。

弁天島からみれば高さを感じない赤鳥居の足元に立てば、実物大ガンダムと同じ18メートルもの高さを持っています。



潮干狩りの楽しみの他にも自然を観察する、アサリ掘り以外の磯遊びをする。浅瀬を歩き小さな生き物たちとふれあう楽しみがあるのが弁天島のいかり瀬です。



さあ、弁天島へ潮干狩り遊船の弁天島遊船組合の船で戻りましょう。いかり瀬には二カ所の桟橋があり、連休中は6日まで潮干狩りの渡船で渡れるほか、その後は磯遊びとしてこの広い瀬に渡ることができます。



わずかな時間ですが五月の爽やかな風を感じての船旅が、また自然豊かな南浜名湖弁天島を楽しませてくれるのです。
春のいかり瀬観察会を終え、今後はさらに多くの仲間たちを誘い、貴重な自然の観察と外来植物の駆除計画を立てる「舞阪の自然を守る会」の活動にご参加ください。

※取材協力:舞阪の自然を守る会
いかり瀬自然観察会2014
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。

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