浜名湖雄踏港 初ドウマン 初コウマルガニ
南浜名湖は海の産地、浜名湖の魚を水揚げする雄踏(ゆうとう)港市場を夏から秋に賑わすのが浜名湖のカニ、多くの種類のカニが育つ浜名湖は来月くらいからカニの水揚げがはじまります。
雄踏港市場に早くも初ガニが揚がりました。浜名湖最大のカニ「ドウマン(ドウマンガニ)」です。種名はトゲノコギリガザミというこのカニは南方に棲むカニですが、浜名湖は生息の北限といわれています。
ドウマンの特徴はこの大きなハサミ脚、他のワタリガニは市場に水揚げされる前に漁師さんによって片ハサミを切り取って安全を図りますが、ドウマンだけは別、特徴であるこのハサミを残すため、漁師さんはこのように縛って水揚げしています。
初夏から水揚げがはじまり、晩秋まで続き身を熟れさせ詰らせていきます。
こちらのカニも大きなハサミを持っている「コウマル(コウマルガニ)」です。かつて浜名湖で最も多く獲られていましたコウマルは、硬い甲羅を持つカニ、二つに割って汁にするなど、浜名湖伝統の味を楽しめるのがこのカニです。
浜名湖に本格的にカニが登場する初夏が楽しみな浜名湖の市場雄踏港、育つ海の幸の水揚げを見ることができるのです。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
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雄踏港市場のお魚さん
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