浜名湖雄踏港 美しい春魚の卵

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年04月07日 07:00



南浜名湖は海の産地、浜名湖の魚を水揚げする雄踏(ゆうとう)港市場は今年度3月26日に解禁となった伝統の定置網「角立て網(かくだてあみ)」で獲れた魚たちの水揚げがはじまっています。

「面白いものがあるから見せてあげるよ」、雄踏港の漁師さんに渡していただいたのは金色に光る魚の卵です。

春は魚たちの産卵の季節、腹を膨らませ卵がこぼれるほどになった魚たちが、浅瀬の多い浜名湖の藻場で産卵を行い、エサが豊富な浜名湖でやがて幼魚たちが産まれ育っていきます。



この美しい卵を産んだのは、遠州灘を泳ぎ浜名湖に泳ぎ入った春告げ魚、サヨリたちです。
かかったサヨリと一緒に網に入っていたという美しいサヨリの卵を初めて見せていただきました。

浜名湖は今後コウイカ・モンコウイカなどの産卵、やがて一年子たちの成長を見ることができます。



プチプチとしたサヨリの卵はとてもおいしそうですが、お借りした漁師さんに戻し、また海に返していただきます。
育ちの海の卵たちが豊かな浜名湖の将来を担っているのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
雄踏港市場のお魚さん
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