浜名湖 ギンアナゴと呼ばれるダイナンウミヘビ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年12月20日 07:00



南浜名湖は海の産地、浜名湖の幸を水揚げする雄踏(ゆうとう)
港市場の早朝、船で水揚げにやってくる漁師さんの船の上には
面白い魚たちが混ざっています。

「ダイナンウミヘビ」です。

浜名湖や舞阪港ではギンアナゴと呼ばれるこの魚は、名前では
ヘビですがウナギ属の仲間、ただしその顔を見ればちょっと恐ろ
しい魚です。

ハモのように裂けた大きな口に牙を持ち、釣りや漁の網に巻き付
いてかかるこの魚はやっかいもの、ただし食べる方法があり、舞阪
で聞いたところでは、屋根などに放り上げで乾かし、骨が多いこと
から刻んで佃煮のようにして食べます。



写真のものは小さなものですが、サイズの割に長いのも特徴、太さ
数センチある大型はゆうに2メートルほどにも育ち、ぐるぐるとヘビの
ように網や釣り糸にからみついてあがってくるところは恐ろしいもの
です。



漁師さんが仕分ける前の船の上は宝の山、されどアカエイの毒や
ダイナンウミヘビの姿、他に毒を持つトゲなどを持つ魚も混ざります。

「気をつけなさいよ」と注意をいただきながら魚探しの楽しみを続け
させていただいています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
南浜名湖のお魚さん
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