南浜名湖は海の産地、浜名湖の幸を水揚げする雄踏(ゆうとう)港
市場の12月は、月・水・金・土の競りとなりましたが、まだまだ多く
の魚が水揚げされています。
雄踏港の競りは籠単位の競り、漁師さんが水揚げを入れる籠には
ハゼやセイゴ、ヒラメなどが魚種別・大きさに分けられて入っていま
すが、時に数が揃わない小魚をまとめることがあります。
市場ファンから「夢の浜名湖バラエティセット」と呼ばれる籠です。
今朝のセットには冬の美魚キビレ、セイゴに加え、アジコ(小アジ)
に小さなヒラメ、アナゴにギンポまで入っていました。
家族の数を揃えることはできませんが、さまざまな料理を楽しめそう
ですね。(仲買さんが許せば買うことができます)
こちらの籠に入っていたのは浜名湖のタチウオ、豊富なエサを食べて
奥浜名湖の瀬戸あたりに棲むというタチウオでしょうか。
お供は開いて一夜干しすると旨みが凝縮するカマス(アカカマス)と、
なんとサバです。
浜名湖の実力をひと籠で見ることができるバラエティセット、この季節
に浜名湖を泳ぐ魚を揃えることができるのです。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所
海老仙
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雄踏港市場のお魚さん
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