浜名湖 潮干狩りで見られる仲間たち ヤドカリ・ハオコゼ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年12月17日 07:00



南浜名湖は遠州灘の幸が水揚げされる舞阪港・新居港、浜名湖
の幸を水揚げする雄踏港・鷲津港などでさまざまな魚、カニ、エビ
を見ることができますが、私たちが潮干狩り場で磯でさまざまな
生き物に触れあうことができるところです。

浜名湖の幸が水揚げされる雄踏港市場に水揚げにやってきた雄踏
の漁師さん芳雄さんの船で面白い生き物を見せていただいています。

アカニシの貝殻を背負ったヤドカリです。
アカニシは浜名湖のサザエとも云われ、茹でては刺身にしていただ
ける巻き貝、潮干狩り場や岸寄りでも拾うことができます。
ヤドカリはこの大きな殻を背負っています。

このヤドカリが背負うアカニシには、牡蠣の小さな貝がズラリと付い
ています。旬を迎えた浜名湖牡蠣の幼貝たちをヤドカリが背負います。



赤色が美しい小さな魚が揚がりました。
この魚は「ハオコゼ」、浜名湖の魅力を伝える「はまなこ里海の会」の
みなさんが夏に開く「アマモ場観察会」で見つけたアマモ場に棲む魚
です。

ハオコゼは浜名湖では「アカハラ」とも呼ばれ、釣りや潮干狩り場で
見つけることができますが、毒のトゲなどを持っていますから手で掴
んではいけません。

浜名湖に棲む小さな生き物たちは冬も浜名湖で育っています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 芳雄さん
南浜名湖生き物みつけ隊!
南浜名湖ヤドカリくん
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