浜名湖の実力と不思議 タチウオが棲む湖

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年12月15日 11:15



南浜名湖は海の産地、浜名湖の幸を水揚げする雄踏(ゆうとう)
港市場にタチウオが水揚げされています。

タチウオはご存じのように遠州灘の深みに棲む魚、頭を上に立ち
泳ぎをしているといいます。
そのタチウオが浜名湖の定置網(角立て網)に入るのは、沖の風
や波を嫌って泳ぎ入ると思っておりましたが、新説を聞きました。



広く沿岸の周囲が長い浜名湖は、大きさで日本10番目、周囲長で
3番目を誇りますが、ほとんどが浅い砂底で、ゆえにアサリや海苔
などの産地となっていますが、奥浜名湖では10数メートルの深みを
持っています。

雄踏港からはるか奥、浜名湖唯一の島「礫島(つぶてじま)」辺り
は深く、そこにタチウオが棲み、釣れるのだそうです。



エサが豊富な浜名湖は、浜名湖のマダコが味が濃くてうまいとい
われるように、うまい魚が育つところ、浜名湖のタチウオはゆえに
脂がたっぷりでうまいのだと聞きました。

浜名湖の不思議、そして実力に深みに棲むタチウオが泳ぎ育つ
ことが加わりそうです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所
雄踏港市場のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。

関連記事