南浜名湖は海の産地、南浜名湖を代表する漁といえば、舞阪に
五十統(100艘)、新居に十四統(28艘)もの大船団が操業する
遠州灘のしらす漁です。
大船団が水揚げするだけでなく、地元のしらす干しの名店が港
近くの加工場で水揚げ即加工する加工基地であり、作りたての
しらすが楽しめることも、南浜名湖の自慢です。
毎日、舞阪しらす漁の様子・加工販売を伝えてくれる「
舞阪しらす
親分一家」こと丸昌河合商店の「釜揚げしらす」をたっぷりと炊き
たてご飯に盛り、後にひくその味を楽しみます。
しらす干しには「釜揚げ」「しらす干し」「中乾」「上乾」などがあり、
乾燥度合いにより違う旨みや食感を楽しめるものですが、特に釜
揚げは、茹でただけで乾燥工程を経ないもの、つまり塩茹でのみ
の新鮮を楽しめます。
しらす干しから中・上乾きは乾燥のかけ方により違います。
口にほおばると(多めに食べるのがそれは楽しみ)、うまみと絶妙
の塩味が広がり、よいものを食べているという喜びがを感じながら
楽しみ、喜び再びと箸がまたすすみます。
陸(おか)から見れば港からはじまる産地南浜名湖ですが、さらに
港から出漁する大船団をみれば、しらすのうまさは海からはじまる
ことを再認識します。
もっとしらす漁を知りたければこの船団に「
海その幸」こと氷川丸の
みなさんがこの中にいるのです。
しらすの大船団を持つ地、しらす加工の名店ひしめく町である喜び
と自慢をどうして伝えようと考え続けているのです。
※取材協力:浜名漁協 丸昌河合商店
※
舞阪しらす漁2013
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