浜名湖牡蠣 村越さんの揚げ場は大忙し
南浜名湖は海の産地、12月に最も忙しくなり期待される漁が
舞阪・新居で始まっています。
舞阪港の北側、かつて江戸時代の渡し場跡を今に残す北雁
木(きたがんげ)はこの時期、舞阪の牡蠣の水揚げ場として
活用されています。
舞阪の牡蠣養殖漁師さんの「村越」さんが早朝、奥浜名湖の
牡蠣棚から運んだ牡蠣を水揚げしています。
牡蠣棚から戻る途中に崩された牡蠣は船の上に山になり、大
きなスコップで大きなステンレス製のタモにすくい入れられます。
寒中の朝の仕事は重労働です。
牡蠣にはさまざまな生き物がついていますから、ここで足下の
海で洗い、岸の牡蠣ボウラ(牡蠣を運ぶ丸い籠)に投入します。
船一艘分も続く、海辺の仕事です。
村越さんは北雁木で水揚げした牡蠣を、特製のリヤカーで牡蠣
剥き場に運びます。
舞阪港に近い西町にある剥き場へは、細い路地を通っていきま
すが、満載の牡蠣を運ぶために、このリヤカーは幅が細く出来て
います。
運んだ牡蠣は午後までかかって手剥きされ販売先、直販で売れ
ていきます。
※取材協力:村越さん
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浜名湖牡蠣2013
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